こんにちは。
民泊開業についてのお問い合わせを時々いただくようになり、
お話を伺ったり、自分で調べてみると、
地域ごとに様々な事情があることが分かりました。
当事務所は千葉駅近くにあり、
ご相談いただく案件も近隣のため、
入ってくる情報も自然と千葉市周辺のものとなっていました。
しかし、ここは観光スポットが多くリゾート県である千葉県です。
しかも広い!
少しでも地域ごとの情報を入れておこうと思い、
今回、県の南半分を周って担当の方にお話を聞かせていただくことができました。
今日は、その中で40年ぶりに訪問しました館山市について書きます。
地図で見ると千葉県の南端に尖った場所があり、
とても目立つので、
またいつかは行ってみたいと思っていたところでした。
南房総市から館山市に入ると、
国道127号は交通量も多く、
活気ある街という印象を受けました。
途中右折して、海岸方面へ。
「渚の駅たてやま」が目的地です。
この辺りは交通量も少なくなり、静かな雰囲気です。
気になったのは、大きな桟橋の存在です。
40年前、館山駅から歩いて砂浜まで行きましたが、
桟橋はなかったと思います。
愛称「館山夕日桟橋」と呼ばれ、
大型客船も着岸できる桟橋で、
平成22年に竣工したそうです。
ご担当の方のお話によりますと、
この地域には大きなホテルが備わっていることから、
民泊の開業実績はそれほど多くはないとのことです。
かつては、東京から館山まで3時間超えコースでしたが、
アクアラインの開業に伴い、日帰りで楽しめる地域となりました。
たしかに、大きなホテルがあり、
日帰り客も増えていると言う事であれば、
民泊のニーズも高まらないかもしれません。
ただ、併せて消防関係の方にもお話を伺いましたが、
農地の方からの相談も多く寄せられているとのことです。
館山市、鴨川市、南房総市辺りは、
農山村での民泊の潜在需要がありそうで、
今後の開業に期待したいところです。
日帰り客が多い中、市のご担当者もご当地グルメを積極的にPRしています。
「OMOTENASHIプレミアムご当地グルメ」は、
地場の食材にこだわった海鮮料理で、
関係者のご努力により、利益は極限まで下げているとのこと。
現在、予約なしでは食べることができない人気商品だそうです。
ぜひご予約の上、館山グルメをお楽しみください。
海と山の自然に恵まれ、行政も観光に力を入れている館山市で民泊経営を始めてみませんか。