こんにちは。
民泊を始める際には、民泊制度運営システムというインターネット上の画面から届出事項を入力することになります。
その際、届出者が個人なのか、法人なのかで入力する内容も異なってきます。
民泊には、宿泊者が滞在中に衛生管理や安全管理をしたり、近隣住民対応などをする人が住宅の中にいることが必要です。
例えば、あなたがご自身の自宅に旅行者を招き入れるのであれば、あなたが管理する人になるでしょう。
あなたが会社経営者として、保有物件を民泊として活用する場合はどうでしょう。
届出者を法人とするとした場合、法人が住宅の中で管理することはできませんので、管理する人を外部の専門家に委託することになっています。
この外部の専門家を「住宅宿泊管理業者」と言います。
この住宅宿泊管理業者は、宅地建物取引業免許やマンション管理業登録のある法人や個人が、登録申請することで営業しています。
保有物件が会社のすぐ近くにあるから、掃除などの管理は自分たちでやろうと思うかも知れませんが、住宅宿泊管理業者に委託しなければ民泊の届出はできませんので、ご注意ください。
受託宿泊管理業者は、国土交通省のホームページにある住宅宿泊管理業者登録簿で確認することができます。
また、民泊を取り扱っている行政書士にご相談いただくのも、ひとつの方法です。